2015年紙芝居2

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今日、11月25日(水)紙芝居を紙の博物館に提出した。

〆切り4日前は上出来だ。これが済むと、本当にほっとする。

最初の絵は、堤の一番桜だ。堤の桜の中で、一番先に咲くのでこの名がある。

ちなみに、毎年、高知城の標準木と開花の先を争っている。

一番桜

今年の紙芝居で、最も困難を極めたのが桜の木である。

その中でも、最も苦しめられたのが意外にも枝だった。

葉と桜の花は予想していたが、枝がこんなに多いとは思いもしなかった。

「えだ加減にしてくれ〜」という感じだった。

枝だけで一ヶ月ほどかかった。

さすがに、仕上げることができるか、絶望感に襲われた。

次の絵は、この紙芝居の主人公である「桜並木で最も低い桜の木」だ。

最も低い桜の木

この絵は、こうして見ると、実によく描けていると思う。これこそ自画自賛、自己陶酔の極みだ。

メインの木が際立つように、背景は極端に単純化している。

その意図以上に、木が浮き上がって見えるのが、嬉しい。

こうしてアップで見ても、十分に鑑賞に堪える。

松崎直敏
Author: 松崎直敏