130歳の蔵

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うちの隣のよっちゃんとこのお蔵が、昨日から取り壊され始めた。

今日の朝には、もうここまで壊されていた。130歳蔵

 

このお蔵は、130年前、明治18年頃に建てられた本当に由緒ある建物なんです。

それだけではなく、多分、春野町の中で一番大きなお蔵ではないかと思うんです。

それだけに、一つの時代が終わったなという感が強いですし、仁ノのシンボルが一つ無くなってしまうという寂しさを感じます。

18年前に自分とこの蔵を解体したけれども、その時よりも、こちらの方が胸に迫るものがあります。

下は10年前、120歳のお蔵です。

120歳蔵

 

こうして見ると、本当に美しいお蔵だったと思います。土台の石積みも実に精美です。

130年、どうもご苦労様でした。

松崎直敏
Author: 松崎直敏